ベルクのあるくらし

ベルクの商品を知り尽くしたチェッカー(レジ)チーム考案スイーツ くらしにベルク「チョコっとご褒美チョコシフォン」の初回製造に行ってきました。

いよいよハロウィンが近づいてきた10月某日。今回ベルクのチェッカーさんとのコラボスイーツを新発売するとの噂を聞きつけ、くらしにベルク商品はじめ、お世話になっているカンパーニュさんにお邪魔させていただきました。

ベルクフォルテ秦野店近くにあるカンパーニュ秦野工場。今回もお邪魔します。

  • 毎度お馴染み(?)のカンパーニュ 鮎川さんがお出迎え

  • 今回はスイーツ担当本田MD(左)とチェッカーさん(Kさん:中央・Nさん:右)と一緒にさっそく見学に行ってきます!

まずは土台のシフォンを焼く工程。ということで「焼成 生産加工室」なる場所にやってきました。
中に入ってみると、チョコの甘い香りとともに目の前にはシフォンを入れるための型紙がたくさん。この型紙の中にチョコ風味に仕上げたオリジナルのシフォン生地を流し込んでいきます。

  • 焼成生産加工室の入り口。

  • 型紙が目の前にズラリ。この日はなんと10,000個以上製造するのだとか。

専用の機械によって小刻みにシフォン生地が流しこまれていきます。

  • 焼く前のシフォン生地はこんな感じ。見た目は淡いピンク色をしています。

  • 鉄板のまま機械に運び入れてシフォン生地を焼いていきます。

  • 焼きあがったばかりのシフォン。甘くて香ばしい香りが漂ってきます。

  • 180度で焼いたシフォン生地から型紙を外していきます。

ここからクリームをのせたり、チョコレートをかけて完成なのですが、カンパーニュさんのすごいところは機械だけではなく熟練の技術を持った従業員さんによって手作業でひとつひとつ丁寧に商品化しているところ。

それでは各工程ごとに覗いていきましょう!

  • まずはクリームを入れる工程から。
    驚くことなかれ。チョコ風味のシフォンの中に、ココアを活かしたチョコホイップをシフォン生地の中に注入。そしてその上にホイップクリームをのせるという2段階仕様。
    シフォンが軽い食感のため、食べごたえを出すために中のチョコホイップは少し重みのある濃厚なホイップにしているのだとか。
    またシフォン生地やホイップをチョコだけにするのではなく白いホイップをのせたのは「食べ飽きないようにするため。」
    何回でもおいしく食べてほしい。そんな思いからホイップをのせることで味の変化を楽しめるようにしています。

  • ひとつひとつ手作業でホイップを入れていきます。

  • 続いてスイーツの表面に贅沢にチョコをかけていきます。
    かけるチョコは少しビターな味わいのチョコを使用し、湯煎したものをひとつひとつ丁寧に同じ分量になるようかけていきます。
    容器を汚さず、チョコレートがシフォン生地の上から少し垂れるようにかけている仕事ぶりに思わず「おお!」と感動するとともに、繊細な工程ゆえの職人技を肌で感じてきました。

  • 手作業でチョコをかけていきます。

  • 次に表面に粗く砕いたナッツをのせていきます。
    実はこのナッツ、当初は飾り程度に少しのせる程度だったのですが、試作品を食したベルクのチェッカーさんからの「ナッツをもっとトッピングしてほしい」との要望を受けて、粗く砕いたナッツをのせるようになったのだとか。
    カンパーニュ 鮎川さんも「ナッツの食感も楽しめるようになり、味変にもなるのでアクセントとして入れて良かった。」と話してくれました。

  • ナッツも同じ量かけていきます。

  • フィルムをのせて

  • ふたをするところまですべてが手作業です。

今回のチョコスイーツにはベルクックさんのイラストシールを貼っていきます。ベルクックさん可愛い。

さて、チョコっとご褒美チョコシフォンの製造過程もここまで。
そこでカンパーニュ 鮎川さんから「せっかくですので、できたばかりのチョコシフォンを食べてください!」

私たち「いいんですか!」

ということでMDやチェッカーさんたちと一緒にできたばかりの「チョコっとご褒美チョコシフォン」をいただくことに。

  • 時間を忘れてついついずっと眺めてしまいそうなチョコとシフォンケーキの黄金バランス。もはや芸術。

  • こちらはベルクのレジに掲示予定のボード。
    断面をみてもらうと分かるように 実はシフォンの中にチョコクリームが入っています。

  • チェッカーのおふたりもさっそくいただきます!

  • Nさん:このチョコシフォンは甘すぎなくて色々な食べ方を楽しめる!
    Kさん:クリーム部分だけを食べるのってなんか贅沢。

この商品の開発のきっかけがお客様はもちろん、多くの商品を目にしているチェッカーさんであれば目が肥えているのできっといい商品が生まれるに違いない!ということで実現。
ベルク本社に勤務しているチェッカーさん十数名からスイーツのテーマでひとつずつアイディアをいただき、みごと今回実現に至ったのがこのチョコシフォンなのです。
そこからチェッカーのみなさん全員に試食会を実施。最初は白いクリームや色んなトッピング、様々なサイズのチョコシフォンがあり、

「このサイズ感がちょうどいい」「ナッツがもっとトッピングしてあるといい」「シフォンの上にチョコをかけたほうが美味しそう」

など各チェッカーさんからいただいた感想とその気持ちに応えようと試行錯誤してくれたカンパーニュさんの技術力があってこそ、今回のチョコシフォンを実現できたのでした。
はじめてのチェッカーさんコラボ商品ということで、カンパーニュ 鮎川さんとスイーツ担当本田MDにもこだわった点をお聞きしました。

本田MD
今回のチェッカーさんコラボスイーツは私の意見は入れずにチェッカーさんの要望をできる限り具体化していただきました。
実は商品のネーミングもチェッカーのみなさんが考えたものです。
"チョコっとご褒美"のコンセプトにぴったりな素敵な商品ができたのではないかと思います。ありがとうございます。

鮎川さん
そういってもらえると嬉しいですね。
ベルクさんだからこそ少しでも期待に応えようと頑張っています。
スポンジの大きなシフォンケーキはカンパーニュでもいくつかあるのですが、こういった、いわゆる個食タイプのチョコシフォンはなかなかなかった。

本田MD
このスイーツで感じていただきたい魅力は何といっても"3種類のチョコ"!
チョコシフォンケーキ、中のチョコホイップ、そして上にかかっているチョコソースのバランスは多くの方に味わってもらいたいポイントです。

鮎川さん
そうですね。ベルクさんに要望いただいてこのスイーツを実現するにあたって小さいお子様からご年配の方まで多くの方々に食べていただきたい、そんな思いを大切にしました。そのため、3種類のチョコを使用していても中のチョコホイップは濃厚に仕上げて食べごたえを。
チョコソースも少しビターな味わいに仕上げ、湯煎してちょうどいい粘度になるよう調整して商品化しました。

カンパーニュさんのベルクの要望をしっかり受け止め、お客様の満足感を第一に、そして従業員ひとりひとりの確かな技術力があわさって生まれた今回のチェッカーコラボスイーツ。
インタビューを聞いている中でぜひ多くの方に手に取ってもらいたいと強く感じました。

最後にチェッカーのKさんとNさんからメッセージです!

くらしにベルク「チョコっとご褒美チョコシフォン」は 2023年11月1日(水)より本体価格199円(8%税込価格 215円)にてベルク各店スイーツコーナーで好評販売中です。ぜひこの機会に手にとってみてくださいね。