ベルクのあるくらし

初競りまぐろを釣り上げた漁師さんに会いに今年も大間に行ってきました。

ベルクでは、本年も1月5日に行われた新春恒例の豊洲市場の初競りで「青森県大間産の本まぐろ」を競り落としさせていただきました。

新春恒例の豊洲市場の初競り、ベルクが買い付けに参加させていただくのは2021年から3年連続3回目。

競り落としたのは200kg近い重量の青森県の大間漁港で水揚げされた本まぐろ。バイヤーが両手をひろげても全然おさまらないほどのこの大きさです。

買い付け翌日、貴重な縁起物の初競りマグロはベルクの一部店舗にて販売。

当日は売場には多くのお客様にご来店いただき、早い店舗では30分ほどで売り切れとなるほどの盛況ぶりでした。

今年も初競りまぐろを釣り上げた漁師さんに感謝の気持ちを伝えていかなければ!

ベルクをご利用いただくお客様に喜んでいただけるまぐろを提供できるのも釣り上げていただいた漁師の方のおかげ。ということで昨年に引き続き今年も大間まで行ってまいりました。

  • 社内のデザイナーに感謝状も用意してもらい、準備は万端です。

  • それではいくぜ東北、いくぜ大間。

新幹線に乗って約3時間、到着したのは東北新幹線の新青森駅。雪が舞う冬の青森、外気温は氷点下3度。

ここから大間までは交通手段がないと行けないため、レンタカーを借りて明日は朝から大間に向かいます。

それでは青森から大間へ

ピラミッド型が特徴的な青森観光物産館アスパムの近くのホテルに宿泊し、ここから大間にむけて出発。

雪のあまり降らない埼玉にいつもいるので、この吹雪の中で運転できるかと不安になりますが大間の漁師さんに会えるという気持ちのほうが勝ります。

青森の市街地を出発して約4時間。やってきました、本州最北端の大間漁港。
「まぐろ一本釣の町おおま」のオブジェがお迎えしてくれます。

漁協の近くには多くの漁船。
この港から今回の初競りまぐろも水揚げされたのかと思うと気分が高まります。

漁船の大きさによって年間のまぐろを釣り上げできる本数が決まっているそうです。

ついに初競りまぐろを釣り上げされた漁師さんにお会いできました
  • 今回お会いして来たのは、第56新栄丸の竹内正弘さん。
    まぐろの初競りで一番まぐろを7度釣り上げた伝説の漁師とされる方です。

  • 持参した感謝状もお渡しして、初競りから販売までの様子もお伝えしてきました。

釣り上げられたまぐろがお客様に届けられる様子やまぐろの肉質なども写真でチェックしながら「自分が釣り上げたときも、これは丸々としたいいまぐろだと思った、いいまぐろを食べてもらえてうれしい」と自慢げに語ってくれました。

せっかく、埼玉から大間までお伺いということで埼玉銘菓の十万石饅頭とベルク創業の地である秩父の日本酒・秩父錦もお渡ししてきました。

お伺いさせていただいたのがお昼時だったこともあり、ご自宅でお寿司をふるまっていただけることになり、現地でまぐろを食べさせていただいたのですが、まぐろの聖地である大間で食べるまぐろ、もう昇天するほどのうまさでした。

第56新栄丸の竹内正弘さん。改めて今回は初競りのまぐろを釣り上げていただきましてありがとうございました!!

第56新栄丸の竹内正弘さんに感謝状を渡し、お寿司をごちそうになって帰る頃にはもう日が沈むくらいの時間に。

次はいつ来れるか分からないので、現地ではまぐろ丼をもう1杯食べてきましたが、大間のまぐろ、やっぱり別格です。これを食べるためにも現地に来た甲斐があったと思えるくらい。

後ろ髪を引かれる思いですが、これで大間を離れます。

本州最北端の漁場の大間で今回もまぐろに懸ける熱い想いをお聴きすることができました。
今後も大間から水揚げされるいいまぐろを心待ちにしております。

以上、最後までお読みいただきましてありがとうございました。